飲ませサビキ第Ⅸ弾

今日は乗り合い、前日の昼まで２人だったので広々のんびり釣れると思っていたら

爆釣情報をキャッチしてか一気に８人になっていた。

一昨日 …　朝から爆釣　クーラーに入りきらず早じまい。

昨日 …　午後から爆釣　みなさんクーラー満タンとか。

そして今日　…　　いやな予感　　…

ここ数日絶好調の大島へ直行。

うねりもなく穏やかな海。

源洋丸と２隻でベイトを捜し期待を込めて最初の流し。

潮動いていないって …　

いやな予感的中！！　　

ウルメは掛かる …　しかし本命からのアタリはない。

ウルメはのんびり泳いでいるようで釣れそうな感じがしない。

何度目かの流しで

底でよう固まっとるよ～ってチャンス到来。

ウルメが掛かって底に下ろした瞬間

バタバタッとヒラメっぽいアタリ。

５５ｃｍの中判。

突如時合いに突入したのか

流すごとに３人４人の竿が曲がり、

タイやメジロの舞い踊り。

私にはなぜか

ヒラメもう一丁。

朝の時合いゴールデンタイムに乗り遅れないようにしないと。

いいサイズのタイが掛かったはずなのに

魚が変わった？

上針になぜかメジロ　

タイが掛かっていたはずの下針は伸ばされていた。

朝からバンバン当たっていることだし

気にしない、気にしない

気にしない

気にしない

気にしない

結局この流しを最後にウルメが何処かへいってしまった

やっぱり潮が動かないとダメやわ～

いつもは釣れるサバやアジイサキが全く掛からない。

どうやら最悪の潮のようだ。

退屈な時間が延々と続いていくので

釣り方を教えて欲しいという方のために

仕掛けや釣り方に関しては年々微調整をして変更しているが…

だいたいこんな感じ　→　　　　夏の飲ませサビキ（マダイなど）

さらにお暇な方に

＜ベイトのイワシの群れとそれを襲う補食魚の動画＞をどうぞ

イワシの群れを追うハマチ

　　釣り上げたハマチの胃の中が空っぽなんてこともよくあるように

　　意外と捕食が下手（イワシが必死で逃げている）なのかもしれない。

イワシ玉（群れ）にスマカツオの群れ突撃！

　　海面にナブラが湧いているときの海の中の様子はすさまじい。

これらの動画を見て海中のイワシの群れや補食魚の動きをイメージ。

イワシの群れの動きは想像以上に速く

特に補食魚に追われているときは

ある時は丸くある時は縦長にまたある時は底に平べったくその形を瞬時に変化させている。

船を群れの真上に付けてもイワシがなかなか掛からないわけだ。

空白の６時間　船中アタリなし

昼過ぎにお祭り会場をあきらめ北上。

由岐の瀬へ

ここも潮が動いていない。

人間のエサになりそうな超スーパーウルメが掛かるんだけど

ここも本命はお留守のようで

釣れそうな気配がしない。

あきらめモードで半分寝ながら竿を持っていると

６時間ぶりのアタリ

８０ｃｍ強のはぐれ野良メジロか

さぁ　これから。

でもまたそこから長い沈黙。

ポツポツとタイが揚がっていたという阿部沖へ

全船集結しているみたいだけど

どうやら時合いも終わったみたい。

時合いの時はパタパタッっと続けて釣れたようで

親父さんの船では８５ｃｍの大鯛も揚がったようで

ウルメもタイもいっぱいいるようなんだけど

やっぱり潮が悪いのかウルメがびっしり映っていても全然当たらない。

その後もポイントを転々としたが…

１６：３０を回って

最後の流しにしましょうか～

でマダイやハマチがポツポツと続けて釣れてそのまま終了。

結局魚が釣れたのは朝の３流しと最後の１流し

今日も釣れない時間が延々と続き修行のような一日となった。

太平洋の釣りは潮の動きが全てと言っても過言でもない。

大潮小潮関係なし、潮位差や潮汐時刻も関係なし。

潮が動くかどうかは神のみぞ知る？

潮の悪い日は瀬戸内で言えば潮止まりの釣りを一日中しているようなもの。

潮のいい日は瀬戸内で言えば一日中時合いが続いているようなもの。

初夏のイサキも夏の飲ませサビキも秋のアオリも冬のブリも

いい潮が流れていたら仕掛けや釣り方が適当でも普通に釣れる。

逆に潮の動かない日に当たってしまえばその時点で爆釣はあきらめ

潮の悪い日に当たったなと数少ないアタリを拾うことに心がけねば。

釣果はみなさん各自クーラーの中なので集合写真はなし。

８人でおそらくマダイ８枚　ハマチ～メジロ６匹　ヒラメ２枚　…　いいときの１人分

爆釣の翌日は潮動かず撃沈というパターンにすっかりはまってしまったようだ。

ウルメも鯛も青物もまだまだたくさんいるので

潮がいい日に当たれば大型クーラー満タンにできるはず。

本日の釣果　メジロ～８２ｃｍ２匹　ヒラメ２枚